大学職員の仕事紹介 普段何やってるの? その1

前回の続き。
地域連携としての仕事を紹介します。私の大学では、免許法認定講習というものを実施しています。これは、小中高や特別支援学校の教員向けに行っているものです。この講習を受けると、大学生でなくても、教員免許状取得に必要な単位を取ることができます。

私は、この講習の運営を担当しています。

講習を開くには、まず、国に対して申請が必要です。県の教育委員会が開講している場合もあります。

それでは、どんなことをやっているのか、一年間の流れは以下のようになります。

  • 5月 開講するための申請(教職員支援機構という機関に申請する)
  • 6月 募集要項の作成、HPへアップ、郵送などで周知
  • 8月~11月 講習開始、案内看板の準備、教室の準備や当日の運営など
  • 12月 証明書の作成・郵送
  • 1月~2月 完了報告書の作成
  • 3月 次年度の事業公募が出るので申請書の作成、講習を担当する教員と諸々の調整

ざっと挙げるとこんな感じです。今は、ちょうど報告書を作成している時期です。収支簿の作成が一番大変です。支払ったお金の証拠書類は全て提出を求められるので、間違いができません。

次は来年度の計画書の準備ですが、こちらも考えると気が重たいのです。

受講者である外部の方々や、大学の先生、文科省など、色々な立場の人と仕事ができます。