大学職員になる前に身につけておいたほうがいいこと

採用の説明会などで、就活生からよくされる質問の一つである。他にも、持っておいた方がいい資格とかよく聞かれる。

はっきり言うと、他の公務員なども同じかと思うが、「特になし」である。

こんな結論は身も蓋もないので、こんなスキルがあったら、他の人より一歩先に行けるかも、という事項をいくつか挙げてみる。

  1. エクセル

エクセルは業務上かなり使う。もう、これがないと仕事ができない。vlookup関数は激しく便利だ。というわけで、エクセルをある程度使い慣れていると、仕事が格段に速くなる。グラフ作成やちょっとした表を作るくらいの基本的な操作ができるだけでOK。あとは、基本的な関数を使いこなせると尚良い。ピボットテーブルやマクロを使いこなせたら、すごい助かる。

エクセルをどうやって勉強すればいいのか迷ったら、こちらのチャンネルですごく分かりやすく教えているので、視聴してみるといいと思う。
https://www.youtube.com/channel/UCaxV7Sf7pdNjlahl6BtJBBw

  1. ワード、パワポ

こちらは、エクセルほどではないが、仕事で使う。ただ、私の場合Excel>Word≫PowerPointくらいの感覚でパワポはあまり使わない。ワードも上記のチャンネルで解説されているので、それを見たり、本とかで勉強すればいいと思う。パワポは、プレゼンの機会がたくさんあるわけではないので、ほんとに初歩的な操作だけできておけばいざというときに慌てないで済むかな、という感じ。

ワープロソフトでは、一太郎をよく使う大学もある。私はいずれ一太郎は使われなくなると思っているので、一太郎の文書はわざわざワードに変換して、ワードに慣れるようにしている。

  1. 語学

大学職員に限らないが、英語はできたほうがいい。国際系の部署に行きたいと思っている人なら必須だろう。大学によっては、TOEICを受けさせてくれるところもあると思う。(すいません、正確なところ知りません。)あと、留学生の割合としては、中国人が多いので、中国語もできた方がいい。

  1. 文書力

大学職員は、ひたすらメールメールの毎日である。先生や文科省の人や民間企業の人、はたまた学生を呼び出すためにメールをする。メールの作法や文書術みたいなものを身につけておくといいと思う。

メールの書き方を鍛えるには、こちらがおすすめ。
「メール文章力の基本 大切だけど、だれも教えてくれない77のルール」 https://www.amazon.co.jp/dp/B00JGR3T7O/ref=cm_sw_r_cp_apa_i_pdpxEb625KW0R


何も資格や免許がなくても大学職員にはなれるが、だからこそ自己研鑽して、スキルを身につけておきたい。それは、採用された後でも同じこと。ただ漫然と日々の仕事をこなしていくだけでは、隣の人にあっという間に差をつけられてしまいます。