大学職員は有給休暇を取りやすいか?

仕事を選ぶ上で、ちゃんと休めるかどうかはかなり気になる部分だと思う。とはいえ、面接であからさまに質問はできない。ということで、今回は、大学職員は実際ちゃんと休めるてるかどうか書きたいと思う。

結論から言うと、

休めます。

前の会社では、シフト制だったので急な休みはなかなか取れなかった。休めたかもしれないが、かなり申請しづらかった。ただ、全く有休を取れないというわけではなかった。大学職員は、それ以上に有休が取りやすい。

特にルールは決まってないが、だいたい1週間くらい前には上司に伝えて申請するのが基本だと思う。しかし、今の部署では極端に言えば、前日に急に休みたいと言っても休ませてくれる。かなりありがたい。

前の部署の係長が、「1ヶ月に一回は有休を取りましょう」と言ってくれる人で、実際にその人はちゃんと仕事をして、ちゃんと休んでいた。私はそれを見習って、後輩には同じことを言っている。このペースで休めば、年に10回以上は有休を消化できる。また、大学によっては夏期休暇の制度があって、夏に3日間くらい強制的に休むことができる。お盆や年末年始休暇もあるので、まあ年間なかなか休める感じ。

しかし、何だかんだ言って重要なのが、上司の理解である。有休をたくさん取るのはけしからん、みたいな時代錯誤で体育会系の頭の古い人間が上司だと、申請がとても言いづらいことになる。幸い、今の上司は、「いついつ休んでもいいですか?」と聞くと、「いいよいいよ」とあっさり言ってくれる。(ただ、その上の上司がたまにちょっと渋い顔をするのが気にくわないのだが…)
私もこういう上司になりたいと思っている。有休は権利なので、取れて当たり前である。あまり休みを連発するのは、ちょっと顰蹙を買うので、そのへんは職場の雰囲気を考えて取るのがいいが、基本的には暇なときはどんどん休むべきと思っている。

有休は基本的に1日だが、半日取ることもできる。「明日病院行くので、午前中休ませてください。」というのもやりやすい。

日本人の労働時間は、世界的にみて長いと言われている。大学はそんなに長時間労働が必要な場所とは思えない。ちゃんと仕事をして、しっかり休んで、組織がまわる。大学はそんな働き方ができるところだと思う。